河原町三条上ル、一階路面、130万円。
こんにちは、寺町御池上ル、3階。時給950円の100000t店員、Gが低い方、です。
家賃とは何でしょう?
アリモトくんの旅は続きます。
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東京のドヤ街、山谷の宿にて、昨日を想起する。
西川口の小屋に進路をとる。そして、西川口着。
一見。普通に暮らすための街。京都でいうと西院かな。
こんなとこに小屋あるんか?
あった。こじんまりとした箱。キャパ50人くらい。
上階が社交ダンス教室。因果です。
ゴールデンウィーク特別興行で、大入り。立ち見続出。
こんな湧いてるスト小屋初めて。上諏訪は4人だったし。
常連客曰く、レアな現象らしい。
根城の大阪の小屋が摘発くらい、観劇機会を逸してた、踊り子さんが3人出演。
これも何かの縁。
開演前のBGMに聞き入る。選曲にこだわりを感じる。
とあるストリップソングが気になった。
去り際に店の方に尋ねると「鶯谷ミュージックホール」という曲。
往年のストリップを知れる名曲。(youtubeにもあった。聞いてみて。)
いよいよ開演。トップステージの踊り子さん、
なんでかマイク持ってはる。開演挨拶かな。違った。
なんと、歌う踊り子らしい。驚愕。脳汁飛び出る。
歌謡ショーとJAZZとストリップの融合。
写真撮影の時に伺うと、歌う踊り子、昔はよくあったスタイルとか。
シンガーソングライター踊り子もいたらしいし、音楽系ストリップ、いいなあ。
一度生バンドで観たいな。摘発あれば、バンドも捕まるけど。
なんでもありの懐の深さがストリップの魅力のひとつ。
常々ストリップはカレーだと思う。カレースパイスを入れれば、大概なんでもカレーになる。
同様に、最後に脱げば、なんでもストリップになる。自由度が高いからこそ、個性が現れるし奥深い。
ひとりひとりほんとに違うもの。
さらに奥深くさせているのが、往々にして、同じ踊り子さんでも、演目ごとの飛距離がでかいこと。
この踊り子さん、次のステージはハンバーガー店員のコスプレで、
トレーに載せたバリューセット持って、明るく可愛く踊ってはった。
ノーマークだったけど、今回でファンになった。音楽で言うと、対バンも良かった感じ。
また、巡り会いたいものです。
◯セットリスト
1.ラストダンスは私に(青森方言バージョン)
2.You would be so nice to come home to
3.御開帳
![IMG_4607_convert_20110504171419[1]](http://blog-imgs-44.fc2.com/1/0/0/100000t/20110504171626d11.jpg)
夜は東のドヤ街、山谷にて。超一級呑み師、カルロス氏と氏の酒友、Tさんによる東京酒場指南。
ひとり旅の孤独、ストリップ観劇の孤独(ほんとつらくなることがある。6時間てすから。)
ダブルパンチ状態の私を救済していただく。
素晴らしい酒場、人。酒気を帯びるごとに、脳細胞が歓喜していく。
理想とする酒空間の中に私はいた。
隣席の人を巻き込んでのストリップ話が印象に残る。
昭和、ストリップが今より元気だった時代。
昭和を生きた多くの人の記憶の中にストリップは潜む。今回、それが確信に変わった。
これから、酒場でそれをほじくっていけたらいいな。
2件目は山谷のスナック。スナック初体験。
中国人の素敵な女の子が横についてくれる。自然な程よい優しさが嬉しい。
酒で丸裸になった心に、その子の歌が染みる。ちょっと泣きそうになった。
僕も歌った。
スーパーバタードッグの「サヨナラcolor」。山谷の夜に似合っただろうか。
キャバクラとか知らないけど、スナックって情があるなと思った。
店にとっては毎日のことかもしれないけど、僕にとっては、掛け替えのない夜となった。
記憶の引き出しの大切なところに入れよう。
そして、朝を迎える。
![IMG_9087_convert_20110504171511[1]](http://blog-imgs-44.fc2.com/1/0/0/100000t/20110504171625860.jpg)
酒場の会話。何を話しただけでなく、どんな心持ちで話し、聞くかがとても大切だなと思った。
ほんと音楽的な会話。
だから、次の日、記憶が細切れでも、気持ちが残ってれば、いいなと思えるようになってきた。
お二方、最高の酒でした。
ありがとうございました!
最大級の感謝を!
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- 2011/05/04(水) 17:45:38|
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